8mm撮影機と映写機

2013/06/13

ビデオ撮影が実用になるまで、素人が動画を撮影する時は8mmフィルムが一般的でした。
16mmを担ぐ猛者もいましたが、金銭的にも技術的にもとても一般人には手が出ませんでした。

8mmフィルム撮影機
KodakBrownie
ゼンマイ式の8mm撮影機です。
当初、8mmフィルムと言えばレギュラー8(ダブル8)と言って16mmフィルムを中央から縦に裁断して半分の幅で使用していました。
撮影の時は16mmフィルムをそのまま使用して半分の幅(8mm)だけ撮影します。
フィルムが終了したからリールをひっくり返して残りの半分を撮影します。
それを現像所に出すと現像後に縦半分に裁断したものが戻ってきました。
CineKodakModelK
これもゼンマイ式の撮影機です。
詳細は不明です。
CineKodakModelK
フジカ・シングル8P2

最初に購入したシングル8は初代P1と言うズームも何もないシンプルな撮影機でした。
次がP300と言う3倍(かな)ズーム機。
ともかく数えきれないくらいの機種を購入していました。
フジカ・シングル8PX300

無声撮影機はこれで打ち止めだったと思います。
フジカ・シングル8P500

撮影機のお供はテープレコーダー。
撮影後の編集作業で録音した音声やBGMを入れるのが普通でした。
現在のビデオの様に「撮りっ放し」と言うのはありませんでした。
しかし、テープレコーダーを持ち歩くのは楽ではありません。
そんな時、フジカからトーキー撮影機が発売されて、さっそく購入。
ビデオカメラを購入するまで使用していました。
エルモ110

シングル8のフジカに対してスーパー8のエルモです。
エルモは国産16mm映写機や撮影機の老舗で、コダックのスーパー8を採用したメーカーです。
スーパー8が先に発売されましたが、国内ではシングル8が発売されてからジワジワとシェアを奪われたと記憶しています。
エルモ110

これはエルモでも高級機に属する撮影機だと記憶しています。
昔、シングル8とスーパー8を混在して使用していた時期がありました。
父はフィルムの形が同じなので編集すれば混在して使えると思ったようです。
実際、シングル8とスーパー8を繋いだ作品を作っていました。
しかし、フィルムの厚みが違っていて(スーパー8の方が厚い)、映写中にフィルムが変わるとピント(フォーカス)がずれて、その都度ピントを修正しなければならず、混在は事実上無理でした。
また、スーパー8は構造上二重露光等が難しく、特殊撮影が出来にくかったようです。
その後、安価なトーキー(同時録音)撮影機がフジカから発売されて、シングル8だけで撮影するようになりました。
8mmフィルム映写機
フジカスコープM30

初代から数えて三代目くらいの映写機です。

詳細はこちら
エルモST1200

確か初めて購入したトーキー映写機だったと記憶しています。

詳細はこちら
フジカスコープSH30

ST1200の調子が悪くなって購入したのがこの映写機でした。

詳細はこちら
ゴコーRM-5000

8mmフィルム編集機です。
これは3台目だったと記憶しています。
これで編集や録音をして作品として仕上げていました。
LPLシングル8用スプライサー

フィルムを切断して、切断したフィルムを繋ぎ合わせる装置です。
レギュラー8やスーパー8では接着剤を使って張り合わせていましたが、シングル8は素材が違うので接着剤が使えません。
ですからカット編集で繋ぎ合せる時はテープを使用していました。