ペンタックス
auto 110

2012/08/18

110規格のフィルムが発売されて、取扱いの簡単さで人気が出たころ、ペンタプリズムを使用した一眼レフに拘るペンタックスから110規格の一眼レフが発売されました。
1979/05購入。
何しろ35mm一眼レフをそのまま小さくしたスタイルのauto110は「女性がチェーンで胸にぶら下げた」CMで評判になりました。
私も現物を見て、その小ささに一目惚れしてしまいました。
なにしろ、すべてが小さく、チャカチャカと動作するシャッターやミラーを飽きもせず眺めていました。
一般的な一眼レフと違って、シャッターがミラーの手前(レンズ側)にあり、常時開いた状態でした。
シャッターボタンを押すと、一旦シャッターが閉じて光が入らない状態を作り、そこでミラーが上がってシャッターが開くと言うアクロバットみたいな構造でした。
シャッターが常時開いているので、ミラーが下がっている時はフィルムに光が入らないようにミラーと3枚の羽根で光を遮蔽する構造になっていました。
と、文章で表現しても分かりにくいですね。(汗)
シャッターボタンを押す→シャッターが閉じる→ミラーアップと同時に3枚の羽根が開く→シャッターが開いて露光。
シャッターはコンパクトカメラのレンズシャッターのように絞りも兼ねていました。
ですから交換レンズには絞りが無く、すべてF2.8に統一していました。
まだ電子接点などは無く、レンズの情報をボディに伝える事が出来ないので、レンズのF値を統一して、適正露出を得ていたようです。
私が購入したキットには写真のワインダーとストロボ、それにCMに出ていたチェーンと茶色の革ケースが付いていました。
ボディとレンズだけだと面白いくらい小さいのですが、ワインダーとストロボを付けると大きく重くなってしまいました。
その他の付属品。
ストロボは必要な時しか装着しませんでしたが、ワインダーは常時装着していました。
初期型のauto110は巻き上げレバーを2回巻かないといけないのでワインダーが威力を発揮したのです。
とは言え、カシャッ・ジーーーッと1コマ巻き上げるのに2秒ほど掛かりましたね。

最初は面白がって使っていましたが、110の画質は如何ともし難く、そのうち使わなくなってしまいました。