SONY NEX-5

2010/06/15

写真撮影に専念するなら一眼レフに限ります。
ミラー越しにファインダーを覗くと言う行為が、写真を撮る上で如何に大切な事か。
これは実際に経験しないと分らないところです。

しかし、普段はもっと軽く、小さく、それでいて画質が良い。
気軽に高画質で静止画も動画も撮れ、レンズも交換できるカメラが発表されるのを待っていました。
画面サイズはAPS-Cサイズ以上。
APS-Cサイズより小さいフォーサーズ規格は眼中にありませんでした。

フィルムカメラの頃、コダックが色々な規格を出しました。
APSサイズもその中の一つです。
カメラを小型化するためには画面サイズを小さくするのが早道です。
しかし、画面を小さくすると言う事は、フィルムが同じなら解像度が落ちると言う事です。
物理的な面積の違いは画質の違いにはっきりと現われました。
ですから、35mmサイズ以下のカメラを使う気になれませんでした。

デジタルの時代になっても事情は変わりません。
技術革新が進み、コンパクトカメラに使われる小さな撮像素子でも1000万画素以上が普通になって来ました。
恐ろしいほどの解像度ですが、同じ画素数のAPS-Cサイズや35mmフルサイズに比べれば画質の面で太刀打ちできません。
物理的な面積の違いは光を取り込む量の違いになり、そのまま画質の差として現われます。

以前はデジタル一眼レフも35mmフルサイズに拘っていた私でしたが、K20Dを使い続けているうちに「APS-Cサイズは既に35mmフィルムを超えている」と思うようになりました。
ただし、APS-Cを下限として、それよい小さい撮像素子は使いたくないと思っています。
フォーサーズ規格は使う気になれないのです。
もちろん、この拘りは何の根拠も無く、フォーサーズ規格のカメラを使った事もありません。
単なる思い込みです。
でも、やっぱり小さい撮像素子は使いたくない、これが本音です。
(フォーサーズのカメラを使っている方たちごめんなさい)

ですから、ソニーからNEX-5が発表された時、基本スペックを見ただけで予約してしまいました。(汗)
APS-Cサイズの撮像素子で、HD動画が撮れるレンズ交換式カメラ。
それに、本体がとても小さい。

我ながら、発売前から予約するなんて初めての事です。
あぁ、またソニーの生贄になってしまった。(笑)

2010/06/12追記
現段階ではボディの性能にレンズが追い付いていない印象です。
もっと高性能なレンズが発売されたら大化けしそうな予感がします。
とはいえ、このままでも十分高性能でAFスピード、高感度時のノイズ、連射速度など一眼レフと同等の性能と言えます。
特に高感度時のノイズの少なさはK20Dを超えていました。
これは・・・ペンタックスレンズ用のアダプターを是非出してほしい。
ソニーは無理だろうからレンズメーカーかアクセサリーメーカーさん、お願いします。(と手を摺る足を摺る)
と、思ったらサードパーティーから発売されるようです。
ペンタックスのスターレンズを付けたらどんな画が撮れるか、今から楽しみです。

2010/09/24追記
レイカルの変換アダプターリングを購入しました。
詳細はこちら

2010/06/03
発売日の翌日に到着しました。
ズームレンズキットです。
ペンタックスK20Dとの比較。
ミラーとペンタプリズムがあるかどうかで比較にならないほど大きさ・重さが違います。
FinePix F200EXRとの比較。
レンズの大きさが際立っています。
しかし、レンズを外すと大きさの差はグッと少なくなります。
小さい。
クリップ部分はバッテリーとメモリーカードで一杯です。
ストロボを付けたところ。
一般的なホットシューが無いのが難点ですが、純正ストロボは邪魔にならないので付けたままでも問題ありません。
しかし、もっと大容量のストロボは必要です。
ホットシューアダプターか大容量専用ストロボを発売してほしいですね。
他のカメラでも言える事ですが・・・。
純正ストロボではフード付きの純正ズームレンズを使用した場合、ケラレが発生します。
まぁ、ズームレンズでは良くある事ですけどね。
問題は市販のストロボが使えない事です。
ホットシューアダプターは早急に発売してほしいアクセサリーです。
純正ストロボが上部に2〜3cm伸びると、ケラレが無くなって使い勝手が凄く良くなると思いますね。
さて、実際にいろいろ撮ってみました。
撮影モードは全てプログラムオートです。
おまかせオート(iAUTO)は何となく使いにくいので、ほとんど使っていません。
50cmほどの距離から約55mmで撮影、前後のボケが良いですね。
背景ぼかしは使用していません。
ズームレンズはまぁ及第点でしょう。
諧調表現はコンデジとは次元が違いますね。
K20Dと比べて遜色はありません。
金属製のオブジェ。
色調は落ち着いた感じて好みです。
諧調も問題ありません。
オートHDRの試写。
HDRとは3コマを連射して、それを合成して白飛び・黒潰れを無くして1枚の画像にする技術です。
ハイライトに露出を合わせた画像+中間調に合わせた画像+全黒に露出を合わせた画像の3枚を合成して白飛びと黒潰れが無い画像にするという技術です。
比較すると、確かに白飛び黒潰れが少ない画像になっています。
(写真にマウスを乗せるとHDRの写真になります)
同じくオートHDRでの撮影。
これはなかなか面白い技術ですね。
木陰の部分も黒潰れせず表現されています。
手持ち撮影で簡単に使える機能ですから積極的に使いたいですね。
次はスイングパノラマ。
シヤッターを押したままカメラを移動すると、複数のコマを連射し、それぞれのコマを合成してパノラマ写真にすると言う技術です。
こんなに手軽にパノラマ撮影が出来るのは、とても魅力的です。
しかし、手持ち撮影の場合、どうしても上下左右に振れてしまうので合成処理に矛盾が生じます。
ですから、場合によっては写真の様に合成に失敗したヶ所が生じます。
これも合成に失敗した例。

最近のデジカメは機能が多すぎるので、基本的なテストのみ行ないました。
レンズが交換できるAPS-Cサイズのカメラの中では非常に小さく、持ち運びも苦になりません。
最初、写真で見た時はズームレンズが異様に大きく感じたのですが、実際に手に取ってみるとレンズが大きいのではなくボディが小さいのに気が付きます。
「とりあえずの一台」に最良のカメラです。