アキュフェーズP−500L
修理顛末記

2003/07

2001年1月にネットオークションで中古購入したアキュフェーズのパワーアンプP−500Lが故障してしまいました。
さっそくアキュフェーズに連絡して修理してもらう事にしました。

2003年6月18日(水曜日)夜
カチンと言う音がして低音が出なくなりました。
良く見ると、いつも点灯している長方形のLEDが消えていました。
一旦電源を切って、再度入れなおすとカチンとリレーがONになって長方形のLEDも点灯するのですが、その直後またカチンと言って消えてしまいます。
当然、音も出ません。
あきらかに保護回路が働いているパターンです。
とうとう来たか・・・修理の依頼をする事にしました。
インターネットで修理の申し込みが出来るので、さっそく申込みました。

6月19日朝(木曜日)
アキュフェーズから電話がありました。
「修理のご依頼ですね、10年以上前の機種ですから故障ヶ所だけではなく全てチェックして劣化したところは改善するようにしております。ですから少々修理費がお高いですがよろしいでしょうか?」
「だいたいで結構ですが予算はいくら位見ておけば良いでしょうか?」
「症状をお聞きする限りでは3万円前後だと思いますが正確な金額は現物を見てからでないとはっきりしません。修理する前に見積を出しましょうか?」
「いえ、すぐに修理に掛かって下さい。どちらにしても修理しないと使えないのですから。それと、前オーナーが電源ケーブルを取り替えているんですが純正に戻せますか?
「改造されているのですね。P−500Lは電源ケーブル直付けなのでどの様にしているのか現物を見てみないと何とも言えませんが純正ケーブルに戻すのは可能だと思います。
動作に問題は無かったのですが、ノーマルに戻したいのでお願いします。
分りました。ところで、元箱はお持ちですか?」
「いえ、捨ててしまいました。」
「かなり重量のあるものなので、梱包が不完全ですと輸送中に壊れる恐れがあります。弊社から輸送用の箱を送りますので、その箱に入れて送り返して下さい。佐川急便が箱を持って来ますから、その場で箱に入れてもらえばいいですから。箱の中に宛名を書いた伝票を入れておきますから箱に貼って下さい。」
「はい、分りました。」
「ただし、ご本人様に居ていただかないといけません。今度の土曜日(21日)はご在宅ですか?」
「今度の土曜日は仕事なのでおりません。」
「では、日曜日はどうですか?」
「日曜日は休みですから家におります。日曜日の午前中にお願いしたいのですが。」
「分りました。では日曜日の午前中に行かせます。」
「では、よろしくお願いします。」
と言って電話を切りました。
電話での対応も良いし、とても手慣れた感じですし、輸送用の箱を送って来ると言うのは初めての経験です。

6月22日(日曜日)午後2時ごろ
佐川急便の軽トラックが箱を持って来ました。
「なんか返送品があるそうですけど。」
「返送品?ああ、この箱に入れて返送してもらうんですよ。」
「そうなんですか。」
運転手は良く分っていないようでした。
「それよりも午前中の配送でお願いしていたはずですよ。」
「えっ?いや、聞いてませんが。」
議論しても意味が無いので、それ以上言いませんでしたが何となく嫌な気分。
段ボール箱を開けると、四隅に入れる緩衝材と本体を包むカバー、住所が書かれた伝票が入っていたので、カバーで包み、箱に入れて伝票を貼ってそのまま運転手に渡して返送しました。
なるほど、こう言う方法もあるんですね。

さて、ちゃんと治って帰って来いよ。(T-T)/~

6月18日(水曜日)
カチンカチン言うばかりで、まったくパワーがでません。
ボンネットを開けて確認すると保護回路のリレーが動作しているようです。
こうなったら素人には手に負えません。
7月3日(木曜日)
アキュフェーズより連絡があり、修理が完了したので修理費用着払いで送るとの事でした。
平日は家に居ないので、次の日曜日(6日)の午前中に配送してもらうようにしました。

7月6日(日曜日)
佐川急便でP−500Lが戻って来ました。
今回は時間も指定通りでした。
修理費や送料などの諸費用込みで32190円を支払って、さっそく箱から取り出しました。
何だか綺麗になっています。

交換部品は故障の原因になっていたコンデンサー2個。
故障の原因ではないが接触不良をおこしている出力リレー2個。
寿命が近いランプ5個。
今後の安定動作の為のセメント抵抗1個。
となっていました。
出力リレーは劣化しにくい密閉型に、コンデンサーも高信頼性の物に交換したとの事でした。
今回は分解せず、内部の確認もしませんでした。
さっそく電源ケーブルの確認。
「やはり純正と言えども太いケーブルを使っているなぁ・・・あれ?」
そう、電源ケーブルは交換されずにそのままでした。
念を押して確認したのに・・・。
修理明細にも電源ケーブルの交換は計上されていませんでした。
トホホ・・・。
請求だけ計上されていたならクレームを付けようと思ったのですが、完全に忘れているようだし送り返すのも面倒なのでこのまま使用する事にしました。
アキュフェーズのアンプに詳しい友人によると純正と同等がそれ以上に良い場合はあえて交換しないそうです。
修理に関しても、ちゃんと出来ているか不安になり、さっそくチェックしてみる事にしました。
まず、何も接続せずに電源を入れると、カチンと音がしてリレーが入り、中央のLEDが点灯しました。
さっそくD−55に接続して試聴。
おっおおおっおーっ、電源を入れた直後だと言うのに良い音で鳴っています。
修理前と比べて確実に良くなっていました。
これがP−500Lの実力なのですね。
A−20が無ければメインに使いたいくらいです。
良い仕事しているなぁ。
なお、スーパーウーハーに接続して試聴したら低音の質も向上していました。