絶縁トランスを使ってみる

2008/12/12

かないまる氏のHPで「PS3に絶縁トランスを使と良い」と書いてありました。
絶縁トランス・・・なるほど!
スイッチング電源は商用電源(100V)と直流的に繋がっているのでアースループが出来てしまい、それを断つと音が良くなると言う事でした。
(詳しくは該当HPをご覧下さい。)
これは直観的に良くなりそうだと思いました。
以前アンプを自作していた頃、このアースループに悩まされた事がありましたからさっそく実験してみる事にしました。

製作と言うほどの手間は掛かりませんでした。
さっそく試聴してみます。
本来、PS3の音質改善用なのですが他の機器にも使ってみました。
変化が分かるように一つ一つの機器を単独で切替えてみました。

ソニーDA7000ES

これはほとんど変化しませんでした。
それよりも電源コネクタを交換した時の方が変化が大きかったですね。
もともと電源トランスを使用しているからでしょうか。

フライングモールDAD-M100proHT
トランスを入れた方があきらかに良くなっていました。

C.E.C/PH53
これも良くなりました。
スイッチングの様なトランスレスの電源なので良くなったと思います。
このフォノイコライザーはカートリッジとの接続をバランス接続にして、絶縁トランスを使用すると相当に良くなりますね。
弱々しかった音質が、腰が座って押し出しや立ち上がりも良くなり、分解能が増しました。

ヤマハGT-2000L外部電源
回転数が安定するまでの時間が若干延びました。音に腰が無くなったように感じました。

デノンDVD-3930
CD・SACD・DVDとも変化分からず。

ソニーPS3
CD・SACD・DVDで視聴しました。トランスを入れる前と比較してぼやけた感じが無くなり霧が晴れたようにクリアになりました。

ソニーD50QJ
変化は分かりませんでした。

スイッチング電源で音の発生場所(ピックアップやドライブ)のあるデジタル機器(プレーヤー等)に効果があるようです。
某友人の話によるとプラズマテレビには効果があったそうです。
デジタルの集合体だからかも知れませんね。

追記
現在のところ、PH53・PS3・ムービーカーボーイに使っていますが雑味と言うかノイズ感が減って澄んだ音になって来ました。
特にPH53(ヘッドアンプ)に使うとレコードの音が艶やかでクリアになりました。

オークションで入手した絶縁トランス。
新品は1個1万円以上するので中古品を購入しました。
トランスは経年劣化が比較的少ないので中古で十分です。
メーカーサイトで確認すると巻線比1:1で500VA(100Vで5A)前後取れるサイズでした。
目的にぴったりです。
入力100V・出力100Vの1:1の絶縁トランスです。
PRIがプライマリ(一次側・壁コンセント側)でSECがセカンダリ(二次側・機器接続側)です。
一次側と二次側を間違えると定格の電力が取れなかったり発熱したりします。
当初、金属のケースに入れて格好良くしようと思ったのですが、ケースだけで1万円近くしたのでやめました。
そこで、かないまる氏の方法を真似る事にしました。
まぁ、実験ですから。
板を買って来てトランスと言うよりプラスチックの籠が納まるように切断します。
ボルトで固定すると板の下にネジ頭が出て来てしまい、足を付ける必要があるので接着剤で貼り付ける事にしました。
ボンドを板とトランスの両方に塗り、表面がべた付かなくなったら張り合わせます。
逆さまにする事はないので、これで十分でしょう。
パーツとしてはこれだけ。
3Pの4口タップと松下製医療用コンセント、それにヒューズBOXです。
それに加えて圧着端子です。
これはちゃんとした圧着ペンチで圧着しないとトラブルの元ですから圧着ペンチを持たない人は銅線の先端をハンダ付けした方が確実です。
組み立て完了。
ヒューズは一次側に入れて下さい。
私は大きめの10Aヒューズを使いました。
籠を被せて四隅を木ねじで止めます。
板の厚みは15mmでしたが20mmくらいあった方が長いネジが使えて良かったかも知れません。
テーブルタップはネジで籠に固定しています。
そうした方が使いやすかったからです。
さっそく使ってみました。

色々と試してみましたが、PS3とPH53(フォノイコ)の変化が最も大きかったと思いました。
フライングモールもワンランクアップします。