D-2001について

2003/06

D-2001はいろいろな映像信号をRGB信号に変換する変換機です。
HTPCのバッファーとして使用すると画質が良くなるし、D端子や色差入力のセレクターとしても使用できるので導入しました。

しかし、不思議な現象に遭遇しました。
HTPCを使用する時だけ、つまりRGB入力を使用した時だけ、ある一定の解像度以下では画面が流れるのです。
私は1280*960/60Hzで使用していて、この周波数では正常に表示するのですが、それ以下の周波数では画面が流れて正常に表示しません。
同期が合ってない時と同じ症状で、ケーブルを交換したりグラフィックボードを交換しても改善されませんでした。

プロジェクターとの相性問題かと言うと、そうでもありません。
D-2001への入力がRGBの時だけに発生して、色差では発生しないのです。

周波数が低いと発生して高いと発生しない。
これは困った。

D-2001バージョンアップ  D-2001電源プラグ交換

2001年12月、とうとうD-2001導入。
2001年最後の贅沢です。
いろいろな映像信号がRGB信号に統一できるので、とても便利です。
それにHTPCの画質が良くなるのも魅力ですね。
残念ながら、現在はすでに生産を終了しています。
同等品が他社から発売されていましたが、それも生産終了したようです。
とても便利なD-20011ですが困った現象に遭遇しました。
RGB入力を通した時に限って、ある周波数以下の信号を入力すると同期が取れずに画面が流れて安定しません。
私の条件では1280*960/60Hzは正常で1024*768/60Hz以下では画面が流れます。
色差で入力した場合は正常に表示されるのでRGB入力特有の現象の様です。
うーむ、困った。
RGB信号だけが同期が取れない、それもある周波数以下で。
とりあえず、ケースを開けて内部を見てみる事にしました。
するとRGBの同期信号(HV)のところにコンデンサが付いています。
このコンデンサを指で触ると一瞬同期が取れて正常に表示されます。
おや???
もしや、このコンデンサーが原因では?
回路をたどって行くと、信号線にカップリングされているようです。
直流成分を阻止するためなのかどうか分りませんが、このコンデンサが原因の様です。
保証が無くなるのを覚悟でいろいろやってみる事にしました。
同期ずれを起こす原因になっている(と思われる)コンデンサ。
無極性(ノンポーラ)電解コンデンサ16V47μF。
これに触ると一瞬正常に表示され、離すと同期ずれを起こします。
もしかしてコンデンサの不良ではないかと思い、手元にあった同じタイプで高耐圧のものに替えてみましたが改善されません。
無極性ではありませんがOSコン16V100μFに交換すると画面の流れが緩やかになり、多少改善されるようですが、やはり止りません。
単なる直流阻止では無いかもしれませんが、ダメもとでコンデンサを取り外して直結すると、嘘の様に症状が無くなり、正常に表示されました。
ドルフィンで表示可能な周波数はすべて正常に表示されるようになりました。
今のところ問題なく動作しています。
これは私の環境特有の現象なのか、他でも起こっているのか非常に興味があります。
私のだけ回路が違うとも考えられないし・・・。
まぁ、偶然とは言え正常になって良かった良かった。
これで、安心して使い続けられます。

補足
考えてみると、わざわざコンデンサを外す必要はなく、基盤の裏側からコンデンサのリード線をショートすれば簡単でしたね。
D-2001はHTPC+プロジェクターでホームシアターを楽しんでいる者にとって救世主です。
画質の向上も有り難いのですが、色々なソースをRGB出力に統合してくれるのはとても助かります。
これでNTSCなどのビデオ信号も入力できれば完璧なんですけどね。